ニンテンドースイッチ2用ソフト「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の発売日が11月5日に決まった。1998年に発売された作品を原作とする本格リメークで、プレー画面を含む映像も公開されている。
今回の発表を読み解くうえで重要なのは、単なる過去作の再登場ではなく、シリーズ40周年のタイミングで、原作を知るファンと未経験者の双方に向けた作品として投入される点だ。
1998年の名作がスイッチ2向けに登場
「ゼルダの伝説 時のオカリナ」は、1998年発売のソフトを原作とする。今回の作品ではグラフィックが強化され、遊び方などにも工夫があると、記事執筆者の河村鳴紘氏が公開映像を見たうえで説明している。
価格や予約開始日、追加要素の詳細などは示されていないものの、発売日が明らかになったことで、スイッチ2向けの大型タイトルとしての位置付けが見え始めた。原作をプレーした人にとっては過去の体験を現行機向けに見直す機会となり、未経験者にとっては名作に触れる入口となる可能性がある。
40周年ダイレクトで示されたシリーズの広がり
8日には「ゼルダの伝説40周年ダイレクト」が配信された。記事本文によると、同ダイレクトでは実写映画や40周年記念企画、「時のオカリナ」について紹介された。
この構成からは、シリーズの過去を振り返るだけでなく、ゲーム以外の展開も含めて今後の広がりを示す場として、40周年の節目が活用されていることが分かる。「時のオカリナ」のリメークも、その流れの中で紹介された作品といえる。
年末商戦で問われる「時オカ」の届き方
河村氏が注目点として挙げているのは、リメークの完成度だけではない。年末商戦に本格リメークを投入する意味や、原作を知らない新規ファンにどこまで届くのかという点だ。
発売日は11月5日。年末に向けてゲームを選ぶ時期に登場するだけに、長く支持されてきた作品の知名度と、スイッチ2向けに整えられた映像・遊びやすさがどのように結び付くかが焦点になる。もっとも、販売本数やスイッチ2の販売への影響を現時点で断定することはできない。
記事では、翌年公開予定とされる実写映画との相乗効果も論点として示されている。ゲームと映像作品の双方からシリーズに関心を持つ人が増えるかどうかは、今後確認される動きの一つになりそうだ。
原作ファンと未経験者をつなぐリメークに
今回の「時のオカリナ」は、過去の名作を再現するだけでなく、40周年を機にシリーズの入口を広げる役割も担う。公開映像から読み取れるグラフィックの強化や遊び方の工夫が、原作ファンの記憶と新規プレーヤーの期待をどのようにつなぐのかが、発売後の評価を左右するポイントになる。
11月5日の発売に向けて、今後は対応形態や追加要素など、作品の具体的な内容がどこまで明らかになるかにも注目が集まる。
